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脱げた!

2010/10/17 14:50
予定より遅れること、4日。
ムク、ようやく術後服を脱ぐことができました。

2010_10_14_4.jpg

4日延長になったのは、1か所だけ、まだ創が綺麗になっていなかったから。
ネッカーよりは、術後服の方が自由度が高いけれど
マルチな伸び縮みが苦手な術後服ゆえに、動作の制限がどうしても加わってしまう。
だから一刻も早く脱がせてあげて、自由にしてあげたいという親心はあっても
たった1カ所でも、創が癒えていない個所をむき出しにしてしまうと
ザラザラ舌でなめとられた日には、悪化することは火を見るより明らか。
そんなわけで、術後服を脱ぐのに、抜糸後7日もかかってしまいました。

ムクが好きな遊びをしているんですが、術後服なしだと動作も表情も違うんですよね~^^

2010_10_14_3.jpg


※以下、長文なのでお時間のない方は、スルーしてくださいませ。


ムクの病のこと。どこから綴ればいいのだろう。
原因から、綴り始めるのが常套だと思うのだが、今回のことだけは原因は非ず。
万にひとつの事故だったのですから…。

遡ること、3週間程前。そう、9月18日のこと。
夕食後4時間経った頃、ムクがベッドの上で嘔吐した。
ちょうどそのとき、急に気温が下がったときだったから
風邪でも引いたのかしら…と思っていたんですよね。
だけど、1回きりでは治まらなくて、その後も何度か吐いていた。

繰り返される吐き気が、あまりに気になるものだから、翌朝ムクを病院へ。
いつもは、二人で病院へ行くのだけれど、
その日だけは、私にどうしても外せない用事があって、夫一人でムクを病院へ連れて行ってもらった。

しばらくすると、受診中の夫から電話。
「何か誤食の可能性ってあるかな?」

考えてみたけど、どうにも心当たりがなかった。
普段から誤食や誤飲をするような物を散らかしたままにはしないから…。
誤食や誤飲をされたら困るから、整頓していたいと思うし、もっと言ってしまうと
もともと猫さんは、綺麗好きだから、猫さんがストレスのない程度には片付けていたい。
けれどそれは、掃除機をかけるのとは別な話しであり、神経質に掃除をするということでもない。
猫さんの安全を守るために、誤食・誤飲のリスクを減らすための「片付け」が大事なのだと私は思っている。
(猫さんと暮らすみなさんは、きっと同じような考え方だと思ってます~!!)
特に我が家の場合は、引越しをして環境が変わったこともあり、
以前の家にいた時より、気を付けなきゃと気を配っていたんですよね…。
だから、夫を介した先生の質問に対してNOと言えた。

夫とムクが帰宅。
「吐くことで脱水症状が出ては困るから、吐き気止めの処置をしてくれたよ。」と夫が言う。
合わせて先生から「夕方まで飲食禁止&夕食はいつもの1/3程度」という指示が出ていた。

夕方、ムクにお水をあげた。ところが30分もしないうちに、嘔吐。
吐き気止めの効果が十分でないのかと、その時は思ったんだけど、
その後、夕食の時間になって、ムクの異常な事態を目の当たりにすることになった。
いやしい系のムクが、夕食をまったく口にしない。
口にしないどころか、ご飯そのものに興味を示さない。
こんなことは、ムクの辞書にはありえない!
その時何故だか「無理に食べさせてはいけない」と強く感じた。
私は、ムクの様子を見守ることに専念した。

22時を過ぎた頃…。

お水を飲み終わったムクが、間もなく吐いた。今度は、大量に液体を吐いた。
吐しゃ物を見て「胆汁を吐いてる!!」と叫ぶ私。
これは普通じゃない。何か大変なことが起きている。恐怖を感じた。。。

それでも救いだったのは、膵臓・脾臓・肝臓・腎臓、神経系に異常がないか
先生がちゃんと検査をしてくれていて、異常な数値がみられなかったことから
急変する容態ではないと理解をしていたこと。
それとムクが、じっとうずくまるという悲惨な様子ではなく、
いつもより少し動作が遅いかなという様子で、目力があったことも救いになっていた。
だけどそれでも、どうにもムクのことが気になってしまって、
夜明けまでムクのそばにいて、様子を見守り続けてしまった。


朝になり、夫が仕事に出掛けてしばらくすると、心細さも手伝ってか
眠っているムクの顏を撫でていたら、不意に涙が込み上げてきてしまった。
だけど本当は、今までの具合の悪さとは明らかに違い 「胆汁を吐いた」という事実に
得体の知れない怖さを感じていて、涙が込み上げてきてしまったのだと思う。

朝一で先生に電話をかけた。先生と話すこと20分強。
お互いに緊急性が高いことを確認し合って、再検査のために急ぎムクを連れてゆくことになった。

出掛ける前に、ムクが膝の上にぴょんと乗って来た。
いつもより弱々しいふみふみ。。。
ムクの両頬を両手のひらで包み、ムクの額にちゅ~をしながら、
「ムクちゃん、ママの元気を吸い取っていいから。ムクちゃんが元気になるなら
ママの元気をいくらでもあげるから。わかった?ムクちゃん?」
不意にそんな言葉が、口をついて出てしまった…。
いつもなら、キャリーへ入ることを嫌がるのだけれど、この時ばかりは、
大人しくキャリーに入ってくれて、病院へ到着するまでの道すがらも大人しくしてくれていた。

ムクが病院に到着すると、血液検査のための採血が最初に行われた。
胆汁は、本来小腸で使われる消化酵素。
それが逆流して口から出てくることなどない。
恐らく小腸になんらかの問題がある。。。。

丸1日食事を摂っていなかったことが幸いし、先生は触診で小腸に異常をみつけてくださった。
脂肪の厚さを差し引いて考えると、直径5ミリ程度、長さ2センチ程の何かを感じると説明を受ける。
エコーで詳しく検査をしてみると、モニターで「何か」があると、はっきりと確認できた。
(先生のところでは、エコー検査は、親同伴)

黄色の矢印箇所が「何か」だ。左下には、大きさが計測されている。

2010_10_14_1.jpg

改めて、誤食・誤飲を疑ったけれど、どう思い出してみても、何処にも心当たりが見当たらない。
そうなると他に考えられることしては、毛玉…。
数日前に毛玉を吐いたばかりではあるけれど、原因としての可能性はゼロじゃない。

血液検査の結果を待って、今後の方針を決めることになったのだが。。。

しばらく待って出た血液検査結果は、やはり急変する異常なデータは認められなかった。
とにかく急変だけは、可能性が低いということを改めて確認できた。

そして先生から、次のステップとして2項目の説明を受ける。
・バリウム検査を行って、腸の詰まりを確認すること。
・検査の結果、詰まっていなかったとしても開けて確認したいということ。

説明を聞き終わった私は、先生に言う。

「先生は、このケース、開けて確認した方が堅実だと思ってるんでしょ?」
「そうですね。ボクは開けて確認させてもらいたいと思ってる。」
「わかりました。じゃあ、段階としてバリウム検査は?」
「段階として、バリウム検査を踏むけれど、理解をもらえることを前提にすれば、話は別です。」
「私は、ムクの苦痛になることは、できるだけ減らしてあげたいと思う。
 先生のことは本当に信頼しているし、先生だからムクを安心してお任せすることができる。
 先生が開けて確認したいとおっしゃるのだから、間違いはないでしょう。
 開けてください。バリウム検査は必要ないです。」
「わかりました。長くムクちゃんを診ている中で、今までにお腹を触って嫌がるなんてこと、一度もなかった。
 昨日はまだお腹を触診しても嫌がってはいなかった。だからこそ、とっても気になるんですよ。
 開けさせてもらいます。一生懸命頑張りますから!!」

迷う時間は必要なかった。
夫に相談しなかったことは申し訳なかったけれど、私の独断で開けることをお願いしてしまった。
開けると決めたからには、そのスケジューリングをしなければならない。
先生から提案された2つのプランについて相談するために、そこで初めて、夫と連絡をとった。

最初に、検査の結果と先生の見解を夫に伝えると、
「先生だからこそ、ムクを任せられる。バリウム検査なんかいらないよね。」と。やはり夫も同意見だった。
そして、いったんムクを連れて帰って、翌日改めてムクを連れて来てOpeに臨むか、
このまま緊急入院してOpeに臨むかということの相談をした。

これ以上ムクを動かすのは、脱水症状を引き起こすことになりかねないし、
食事をとっていないこともあり、早く輸液を入れてもらって、少しでも体力をつけてもらいたい…。
そんな私の考えを夫に伝えると、夫は同意してくれた。
現実的に考えても、朝の通勤ラッシュの中、ムクを病院へ連れてゆくことは無理があると夫が言う。
そうして私達は、緊急入院を選択した。
このときには、もう「絶対この手にムクを取り戻す」という強い気持ちが生まれていた。
本当は、動揺もしていたし、泣きだしたい気持ちがあったんだけどね…。
だけど私がしっかりしないと、ムクに伝わってしまうんよ。
だから、頑張らなくちゃという気持ちを前に出していたんだ。

先生から、Opeの内容と、考えられる危険性について説明を受けた。
いくつかの気になる点を先生に確認したあと、診察台の上にいたムクを抱きしめて
「頑張ろうね!!絶対大丈夫だから!!」と言葉をかけて、先生にムクを託した。
ムクは、すぐに輸液を開始され、明日午後一のOpeに備えることになった。

帰宅後、みんなにムクが入院したことを報告。ムクの実家のママさんにも報告をした。
その夜は、まんじりともせず、朝を迎えてしまったんだ。

「最悪の場合は、問題の個所を切除して吻合します。」
「万が一、急変したら、朝から外来を止めて緊急Opeします。」

そんな先生の言葉が、私の頭の中を支配していたんですよね…。
万が一なんてあるわけもないと思っていたけれど、正直、怖かった。
朝一で、どうか先生から電話などかかってきませんように…。
そんなことばかり考えて、朝を迎えてしまった。


一気に書き上げましたが…
既に、すんごい長文(^_^;)
すみませぬが、続きは次回とさせてくださいまし~~~!!



いつも、応援ありがとうございます。
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2005年10月17日撮影
ムクママに群がる子ら。
生後2カ月過ぎてるのにね(笑)


****************************************************

「おとななのに~!」にコメントをくださりありがとうございました。
毛繕いの途中で、そのまんまのポーズで寝てしまうのは
実は、ドナだけではないんです^m^ 
どの子も、そんなことが時々あるんです。
毎回だと問題かなぁ~と思うんですが(無防備過ぎるので 笑)
時々なので、クスリと笑って眺めております(*^_^*)

只今、コメントへのお返事をお休みさせていただいてます。
変わりに、みなさんのところへ遊びに伺わせていただく形をとっております。
毎日お寄せ戴くコメントは、とても嬉しく、ブログ更新の励みになってます(*^_^*)
はじめましての方のコメントも大歓迎です~~!!
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ムクちゃん、術後服がやっと脱げたんですね。おめでとう。
長い目でみたら、4日間ほど延長してもキレイに治ってくれた方がいいですよ。
引き続きめががさんに甘えて、遊んでもらおうね(笑)

ムクちゃんが入院してOpeを受けるまでの経過、
読みながらその時々のめががさんの気持ちを思うとうるうるしちゃいました。
猫さんが病気などになると、その都度決断を迫られますよね。
でもいったいあのエコーの影は何だったのでしょう...。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

よかった~

術後服がとれて本当によかったですね!!

嫌だったと思うけど、1週間にもわたり服を着ていたことはすごいと思います。

ウチのタムラさんは服きせると地蔵になるわ、えんえん後ずさりするわ・・・・術後服を着たらどうなるだろう・・・・想像できません。

病状レポート、読ませていただきました。小腸に明らかに異物があったのですね。

何度も吐いてつらかったでしょう・・・・ムクちゃんに寄り添うめががんさん夫妻も、とてもつらかったですね。

だからなおさら、ムクちゃんの笑顔に心からほっとします☆

かなり大きいのにムクちゃんにみんな大集合してます(笑)かわいい♪

んー、不覚にも泣きそうになってしまった(^^; ホント良かったわ~。
やっぱり健康が一番ですね!!

めががんさん、本当にたいへんでしたね。
ムクちゃんのこと気になっていたのですがこう言うことだったのですね。
結局、毛玉だったのですか
こんな状態の中でよく、迅速な決断をなさったなあ、と読みながら感心しました。
同時に、ずいぶんたいへんな思いをなさったのだろうと察するだけでドキドキしてしまいました。
パニックになってしまいそうですもの。(実際私はパニックになっていました・・・・・)
ムクちゃんが元気になって良かった。
本当に良かった。

術後服、脱ぐことができて良かった^^ おめでとうございます
大変な手術だったんですものね
傷口を舐めて開けてしまったらたいへん。
よくがんばったなぁ、とホント感心しきりですよ^^

大変な時間でしたね
もちろん私も病院で即手術を決断すべき事態を経験してますので
決して人ごととは思えず、読みながらドキドキしてしまいました。
原因不明で吐いているムクちゃんを見るのは辛かったことでしょうし
病院でひとりで決断しなくてはいけない、そしてその決断には
大切な命もかかってきている…
信頼できる獣医さんとめががんさんのムクちゃんを思う気持ち
そしてムクちゃんの頑張り
本当にこれにつきると思います。

ムクちゃんが元気になって本当に良かったです^^
今日のポチバナー、思わず微笑んでしまいました♪
めががんさんの猫さん達を想うお気持ち、すごく伝わってきました。
あぁ、それなのにわたしったら…前回の記事を逃していたようです 
可愛いドナちゃんの姿だったのに~~ ホントごめんなさいね><

ムクちゃん術後服脱ぐまでになって、よかった
おめでとう!
それにしても可愛いなぁー
こう首をかしげて目をクリクリ、キラキラさせて
よかった元気になってくれて

ぜんぜん文章長くないですよ
切実で切羽詰った内容で一気に読んでしまった
切開ということですよね
避妊手術とは違うし
何度も嘔吐したなんて
どんなに心配された事でしょう
心労お察しいたします

でも本当に元気になってくれてよかったですね

うわぁ・・・
怖かったでしょう
私なんか文章を読んでいるだけで怖かったもの
何度も不安が押し寄せてきて
きっと生きた心地がしなかったでしょうね・・・
本当にめががんさんもご主人もムクちゃんも
それぞれが戦いだったのですね
ムクちゃんの命を預けられる
信頼のできる先生がいて下さって良かった
エコー検査で写っていたものは・・・

術後服が脱げて良かったですね^^
楽になったかな?
ムクちゃん頑張ったものね~
バナ―の写真を見て
我が子を一生懸命に育ててきた
ムクちゃんなんだな~って^^
ガンバリやさんのムクちゃんだから
今回のことも乗り越えられたんでしょうね

用事を済ませて、先にポチ済ませて
衿もとを正してから読ませて貰いました。

何故、ムクちゃんは手術することになってしまったのだろう?

それはずっと気になっていました。
めががんさんはいつか話してくれるのだろうと思っていました。
そして術後服を脱ぐ事ができたムクちゃん。
本当におめでとう!

ここまで読ませて貰って恐怖が伝わってきました。
頼りになる良い先生が付いていてくれて良かったですね。
信頼関係があってこそ出来る選択。
ムクちゃんの身体への負担が最小限に抑えられて、
本当に良かったですね。

術後服が脱げたムクちゃんの表情、本当にいい顔してる。
良かったぁ~!また愛嬌があって朗らかなムクちゃんに会えて!

めががんさんの、愛情がひしひしと伝わってきて、
一気に最後まで読んでしまいました・・*^^*・・

術後服を脱ぐことができて
本当にヨカッタですね・・♪*^^*!

術後服が脱げてよかった!

信頼できるドクターがいると、こういう時とっても心強いですよね。

文章から緊迫感が伝わってきて、
そんな中冷静に対応されためががんさんはスゴいと思います。
しかも知識も豊富なんですね。
私では胃液と胆汁の区別がつきませんから┌┤´д`├┐

のびのびした表情のムクちゃんにポチ★

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